トップ >> 活版印刷の歴史について

活版印刷の原理について

活字を使って行うものを活版印刷といいます。印刷には大きく分けると4つの種類があり、版の種類によって凸版、凹版、孔版に分けられます。凸版には他に鉛版や樹脂版、写真凸版などがあります。そのしくみはとてもシンプルで、木版刷りや判子などと同じです。印字される部分がそれ以外のところより一段高くなっていて、その部分にインクを付けて上に髪を置き上から圧力をかけて紙に転写することで印字されます。木版刷りの場合は、版画一枚の板でできているのに対し、活版は文字の一つ一つが別々の活字でできています。よって、文字を差し替えたり印刷が終われば、また元のバラバラに戻し新たに別の版を組むことができます。

活版印刷の現状について

活版印刷も現在では、活字を鋳造するメーカーも減ってきており、産業としての活版はかなり苦しいものとなっています。しかし、いまでも名刺や案内状、賞状など少ない部数でも精度の高い性能が求められる分野では活躍しています。詩集や童話などを活字で印刷したような作品は希少であり、大切にのこっていくのかもしれません。また今のうちに可動する状態で保存しようという動きもあり、ロンドンのミュージアムや専門の会社などが活動しています。個人でも、味があり温かみのある昔ながらの活版が再び注目されてきており、しおりや封書、手帳やアート的なもの等に愛用する人も増えています。

印刷が日本に来た情報