日本にやってくるまでには

史上始めて木版や活版の印刷を行ったのは、中国です。今も日本に残っている最古のもので、年代が確定しているものは法隆寺に保管されています。それが、770年に称徳天皇が発願して完成させたといわれている「百万塔陀羅尼」です。中国では、1800年に敦煌で発見された経典「金剛般若波羅蜜」があり、9世紀以降中国では、大量の印刷物が作成されました。活字自体は、かなり前から発明されていましたが、活字を並べた組版印刷では、11世紀の北宋の北宋の工人畢昇の名が知られています。また、元代の人王禎の『農書』には、木活字3万余字を作り、自身が設計した回転活字台に韻によって並べ印刷したことが記されている。

江戸時代における印刷

日本では、江戸時代の直前から初期にかけて、16世紀末のキリシタン版や江戸時代初期の嵯峨本など活字を用いた印刷が行われました。しかし、中国も日本も漢字文化圏なので、活字の数が膨大なため活版はあまり定着しませんでした。また、縦書の崩し字を活版でするのはかえって手間がかかってしまうため、江戸時代中期以降の日本では、一枚の板で版を作る木版が盛んになりました。一般的にはドイツのグーテンベルクが活版の発明者であるとされていますが、それまでにあった技術をシステムとして集大成したというのが実状といわれています。活版の技術はルネサンスの三大発明ともいわれるほど、社会に大きな影響を与えました。そんな中、18世紀までは、出版物の部数は活字を用いない日本や中国の方が欧米を上回る活版印刷がされていたといわれています。

新着情報

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印刷が日本に来た情報